がんサバイバー50代主婦 突然おひとり様になりました

夫が自ら旅立って生活が一変。まだまだ生活が落ち着かないけどリスタートを見てください

新居のお掃除をしながら

結婚生活スタートから数えると 8回引っ越しを経験しています。

千葉⇒長崎⇒北海道⇒千葉⇒兵庫⇒北海道⇒千葉⇒福岡⇒長崎

この間 家族が一人増え また二人に戻り そして今度一人に戻ります。

最初に戻るだけのことだー!なんて泣きながら強がってみたり。

妹もむこうのご両親も 娘と一緒に住んだら?というのですが やっとの思いで空の巣症候群を乗り越えたのだから今更・・という感じです。

もういずれ 遠くない将来娘は結婚して 新しい家族を作っていきます。

それがわかってるのに わざわざ寂しくなる選択はないと私は思うのです。

今のまま 時々泊りに来たり二人で旅行行ったり それで十分。

娘は娘の人生を歩んでもらわないとね。

 

9回目の新居のお掃除をしながら 今までの引っ越しを思い出してました。

夫は作業が早くて なんて頼りになる人だろうと引っ越しの時だけは?思ってました。

でも早い分 要るものを捨ててしまったり どこへやったかわからなくなったり そんなことでよく私は文句を言ってました。

キッチンに置いていた組み立て式のステンレスのラックは 毎回解体組み立てで夫が大活躍。まあまあの大きさだったので大変だったろうなあ。

もう私一人では必要なくなったので 今回は処分してきました。

知らない土地に移っても 夫と娘がいれば少しも寂しくなかった。

ここではどんな楽しいことがあるかなあと 環境の変化を楽しんできました。

実際どこに行っても楽しい思い出がたくさん。

官舎生活で人とのトラブルもなかったし いろいろなとこにも行けて いろんな経験もさせてもらいました。

夫と出会わなかったらなかった生活です。

それだけでも夫に感謝。

感謝しながら 今までとは違ってひとりで掃除をしていたら ああひとりなんだなあと 寂しさの波が押し寄せてきてしまいました。

ひとりでずっといる方はそれが普通のことだけど 26年一緒に暮らした人が突然いなくなってひとりになるのは ここからのスタートなのでなかなかのことです。

これからは全部 家でのことは自分でしなくてはいけません。

パパちゃん 寂しいよ。新居で早速泣き出してしまいました。

 

でも そうやってひとりで生きてきたたくさんの先輩方もいらっしゃる。

大丈夫 私だけが出来ないはずはない。ひとりでも生きていける。

必ず パパちゃんが見守ってくれている。

ひと泣きしたらまた勇気も湧いてきて復活!

さあ レイアウトどうしようかな。

今までは引っ越しに備えて あまり家具にお金をかけてきませんでした。

今回は最後かもしれないから ちょっとおしゃれなチェストにしようかな なんて

ネクストステージを楽しく過ごすため いろいろ模索しています。